美術の窓2019年5月号に、小さめの記事ですが229ページの公募展便り、白日会のトピックスの中で拙作を載せていただきました。以下は記事の文を転載しました。
『原太一「旅の空」白日賞・大宥美術賞・会友推挙。グランドキャニオンを思わせる渓谷の様子を、見渡すような視点で描いている。明るい光が鮮やかに岩を照らしていき、複雑な表情を見せる。それを刻々と変化する時の流れの中で存在させている。左下方に建物があって、その上に擬人化したうさぎと犬が小さく点景で描かれている。画面全体でダイナミックな風景を描きながら原作品ならではのユニークな寓話の世界がそこに重ね合わされている。』